うまい!やすい!IT活用術

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【IT経営 4】IT経営”やれない”モード ①.知らないモード

今回は、IT導入の勘所をお伝えするIT経営シリーズの第4回目です。
前回の続きで、IT経営”やれない”モードを分析していきます。

IT経営”やれない”モードの一つに「知らないモード」があります。
ITのメリットを認めない、必要性を感じない、私はそもそも分からない、と
いったところから発生します。

一昔前、会社の数字が分からないために会社が危機的な状況に陥ったり、
税理士や経理に騙されたり、うまいことやられて損失を計上していた、ということは
割と多くありました。
それから、社長のための会社の数字、などとセミナーや書籍で多く語られるようになりました。
まぁ、それと似たようなことではあります。

しかしながら、実際の金銭が絡む会社の数字に比べてITはそれほど見て分かることがなく危機感が
感じられないのかもしれません。
実際、ライバル会社がITを活用して
 ・内部の事務管理コストを30%減していた。
 ・社内の情報共有により売上が20%アップしていた。
としてもなかなか外からは分からないのが実情です。
また、ITに興味がない社長に対して同業他社がそう言った話題を出してくるでしょうか?
当然、そんな話題もなく、「知らないモード」のままで変わることができません。

「知らないモード」では、会社の数字と同様に企業存続が危ぶまれることもあります。
次回につづく。。。